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2009-02-03

ファイルにメタデータを与えるとき

例えば愛用のテキストエディタで何か書いて、後にそれが必要となるので保存しておく。このとき、後でそのファイルを探しやすいように色々な情報を与える。ファイル名がその代表。後で見つけるときのためにわかりやすい名前をつけておく。もちろんファイル名だけじゃなくて、その他のメタデータ(OpenMetaもそうじゃない各アプリ独自のも)も付けるときがある。もちろん、見つけるためだけじゃなく、見つけた後に「これなんだっけ?」という時のヘルプにもなる。

ファイルを保存するとき、保存ダイアログでファイル名を入力する。このとき、Office等の一部アプリはそのアプリ固有のメタデータも一緒に入力できるようになっている。そうすることでファイルにメタデータが埋め込まれて、次回から利用できる。

ところがOpenMetaの場合は、一度保存したファイルに対して専用アプリ(Tagitとか。QSBOpenMetaもだけど)を使って後からメタデータを与えなきゃいけない。これは非常に面倒でナンセンス。もちろんOpenMetaに対応したアプリなら保存時に専用のインターフェイスを提供するかもしれないけど、どんな書類でもOKというOpenMetaのウリ(の1つ)が半分ウソみたいなものになってしまう。

何が言いたいかって言うと、OpenMetaの普及にはAppleが保存ダイアログで専用のインターフェイスを提供するのが一番。だけど現実的じゃないので、サードパーティに期待しなきゃいけない。幸い、Default Folder XがOpenMetaに対応する予定らしいので、これでOpenMetaが少し便利になるかもしれません。

でも本気でOpenMetaを普及させたいなら最終的にはAppleの協力が必要だと思うけどね。

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